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バリ島現地情報コラム・バリマニア  第28回バリ島芸術祭(Pesta Kesenian Bali)を楽しむ!

さて、今年もいよいよ始まりましたバリ島芸術祭(PKB、アートフェスティバルとも呼んでいます)。
今年は6月17日-7月15日の間で、デンパサールのアートセンターで毎年約1ヶ月にわたって行われる、年に一度のバリ島伝統芸能のお祭りです。
ここでは、バリ島の各地から選抜された古典舞踊、新作バリ舞踊、ガムラン演奏、影絵芝居、歌舞劇を始め、芸術工芸、演奏などのコンテストが毎日日替わりスケジュールにて行われています。 普段の観光では体験できない珍しい芸能もたくさんあり、バリ島だけでなく、インドネシア他島から、さらに日本、アメリカ、台湾、イギリス、シンガポール、タイ、インドなどの海外からの特別参加もあり個性豊かです。 今回2日目に高知の「よさこい踊り」が披露されておりました。(毎年恒例参加)

見どころとしては、
バリ島各県代表してNo.1を決める「ゴン・クビャール・コンテスト」や世界各国で公演されているラーマヤナ歌舞劇が集結した「インターナショナル・ラーマヤナ・フェスティバル」、「ミスバリ島、ミスターバリ島コンテスト」(予選のみ)などが興味深いです。
また、広い敷地内には、移動型遊園地やワルン(食堂)、日用品の露店やブースが密集して、活気あるお祭りムードを盛り上げてくれています。

・・・と前置きよりも、実際はどうなのよ、楽しいの?ということで、2日目のお昼に行ってまいりましたのでそのご紹介を。
インターナショナルなバリ島芸術祭といっても、実際観光客の来場はまだまだ少なく、 9割以上がローカル、で埋め尽くされているように思います。入場料無料ですので、特に週末ともなると家族連れのバリ人がたくさん。 道路は2重駐車とバイクだらけで大渋滞です。
大体午前10:00からの公演と夜20:00からの公演が中心となっていて、 土曜の夜は22:00から夜通し公演として深夜遅くでもやっています。

露店では、洋服(激安、但しデザイン重視せず)、下着(パンツが3枚Rp10000、ブラジャーRp5000とか)、CD(もちろんコピーもの)、軽くつまめる揚げ物などの露店、バビグリン(豚の丸焼き)やナシチャンプルなどのワルンエリア、お供え物道具、衣装、絵画などのあるブースと公演以外のお楽しみもたくさんで、日本の縁日風で懐かしめます。露店は現地人向けな品揃えですが、お土産として使えそうな掘り出し物も見つかるかと思いますのでじっくり周ってみては。
アートフェスティバル バリ島芸術祭 PKB アートフェスティバル
縦横無尽に広がる露店は道に迷いそう。

こちらは、「BOG BOG」というイラスト画のブース。
どの絵もフフフと笑ってしまう、バリ的ユーモアが感じとれます。お勧めブースとして、ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。

(真中)バロンの足元をみてみると、前足の向きが逆、男女が向かい合ってあいびきの図(右)自転車が盗まれないように木に鎖で木に縛りつけておき、戻って来たら木ごとなくなっている図

アートセンター アートフェスティバルの遊園地
踊りの練習をする子供達。 日曜日の朝に、バリでよく見かける風景、「子供達のダンスレッスン風景」も見られました。
移動型遊園地。
子供しか乗ってませんが、大人気なく(極小)観覧車にのって敷地内を見渡してみました。かなり古くてぎしぎし音がしているケド。。面白かった!1回Rp3000
公演が終わってみんなでハイポーズ!(舞踊写真はいいのが撮れませんでした。)

この日、別の建物内では、お供え物、ミニチュアバレ、お花のコンテストがありました。 バリ島ならではです。

お花のコンテスト、つい見とれてほとんど写真をとってしまいました。南国の花と竹、バナナの葉を使ったバリらしいお花のアレンジ。皆さんはどれがお好みでしょうか。 27作品が出品されておりましたが、優勝はどのデザインだったのでしょうか。最後までいませんでしたので、今気になていることの1つです。




と、こんな感じです。皆さんも期間中バリ島にご滞在でしたら、是非アートフェスエィバルに訪れては如何でしょうか。きっとバリに興味のある方なら、初めての方も、バリ島リピーターの方も皆さん楽しめるかと思います。 舞踊などの公演鑑賞をされたい場合は夜が雰囲気が出てよいですが、キレイな写真を撮るならお昼の明るいうちに訪れるのがよいでしょう。
アートフェスエィバル中、敷地内は混雑が予想されますので、貴重品は持ち歩かないようにご注意くださいね。
アルナブアナにてバリ島芸術祭へのツアーもアレンジできますので、スケジュール等お気軽にお問合せくださいませ。(宣伝!)

第32話 2006/6/19