バリ島現地旅行会社アルナブアナツアー&トラベル

≫ バリマニア・トップ

バリ島現地情報コラム・バリマニア  バリで食するパスタの心得
バリ島は外国からの観光客はもちろん移住者も大変多く、インドネシア料理以外にも本格的な各国の料理を食べることができます。
日本料理、イタリアン、フレンチ、チャイニーズが多いですが、他ドイツ、ギリシャ、メキシコ、モロッコ、インド、ベトナム、韓国料理など数えたらキリがない程豊富です。
しかもその国の本場シェフが料理してくれるから味もかなり期待できます。
恐らくバリ島は、アジアビーチの中では一番のグルメな観光地ではないでしょうか。ですが、私的に注意してほしいのが「パスタ」。 若者日本人なら特によく食べている馴染みのパスタ。
インドネシア料理に飽きたら軽くパスタでも、とメニューにもよく見かけますが、パスタを選ぶ時はどんな店、環境で食するか気にしてください。 私もパスタが大好きでよく食べるんですが、はじめの頃、パスタが「完食」できた事が無かった!(つまりズバリまずい!)
完食できなかった理由は、
・この暑い気候の中、オープンエアのレストランでコッテリパスタ(しかもカルボナーラ)を食べる気になれない。 (じゃあ、そんなの注文するなって事ですが、つい、ローカル料理に飽きて頼んでしまいます。)
茹で過ぎ&のびている麺がでてくる。(ひと目でわかるぼってりした麺)
茹で加減がわかってないのか、アルデンテという言葉を知らないのではなかろうかと疑ってしまいます。
この茹で過ぎ麺はかなりの確率で出会っています。これは、スミニャックのビーチ沿いにある某有名イタリアンレストランでもありえた話。 有名レストランでもパスタだけがイマイチということもある事のを忘れずに。

私の察するに、ご飯が主食のバリ人は小さい頃からパスタを食べない人も多く、当然、朝にその日分の食事を作りおきするというバリの一般家庭ではレパートリーにパスタありえない。
そんなバリ人が料理している素朴なレストランに入って、パスタを注文したらまず茹で過ぎ麺率高いかと。
(ちゃんと料理の研究をしておいしいパスタを作るバリ人もいることもフォローしておきます)
またバリ人は生モノを食べません、食べられません。
お肉を料理する時でも、滅菌させるためなのか、お肉をかなり長めに揚げる、炒める。⇒炒めすぎで肉が小さく、カチカチに。。 私的にはホコホコ、ぷるりとした柔かいお肉が食べたいのに。。)

ピザハッ○というピザ専門の店で、ピザのついでに頼んだパスタ。
トマトソースのはずが、なんだが中華風ソースのなんともいえない味(エビチリソースを辛くしない味)になっていて、ありえない味。 メニュー表の写真だと、おいしそうだったのになあ、と毎度後悔しています。
こういう時ってかなり損した気分になりますね。また失敗したかっ!といつも思ってしまいます。
ホテルレストランのパスタならハズレ率も低い!?写真は、コーリウブドレストランでのパスタ一例。これはおいしそう!
ガイドブック等でのお薦めレストランも参考にしながら、経験上の対策としては、
・クーラーの効いた涼しい所で、(昼よりは涼しい夜がベスト)
・イタリア人シェフのいる
・イタリア料理専門のこだわりのあるレストラン

で食するならハズレ度も少ないような気がします。
ちなみに私が期待に胸を膨らませながら注文した中で、ウブドのペストカフェ、ノマッドのトマトソースパスタ、クロボカンのトラットリア(オープンエアなので涼しい日にどうぞ)はおいしかったです!
もちろん他にもおいしいレストランはたくさーんあります!
みなさんもインドネシア料理に飽きたら、バリ島でのパスタを挑戦してみてください。
今回、パスタには気をつけよ!という事でみなさんにご報告でした!

第10話 2004/9/7